袴田巌のアリバイが怪しい？なぜ疑われたのか衝撃的な理由が判明？

1966年に静岡県で起きた『袴田事件』の冤罪被害者の袴田巌さんや背景に注目が集まっています！

袴田事件では、味噌製造会社の専務宅が全焼し、その焼け跡から刃物で殺害された4名の遺体が発見されました。

この記事では、袴田巌さんのアリバイやなぜ疑われたのか紹介します！

袴田巌のアリバイが怪しい？

当時、袴田巌さんにアリバイがなかったことから犯人と断定、逮捕されてしまいます！

事件発生から1週間の間で千人以上の警察官を動員しますが捜査は難航、袴田巖さんに白羽の矢を立てます。

アリバイを証明できない袴田さんに対し、証拠を捏造し逮捕していたことが明らかになりました！

捏造されていたものの、疑念を晴らせなかったのか疑われた原因や経緯をみていきましょう。

袴田巌はなぜ疑われたのか

袴田巌さんが疑われた原因は、警察が会社の内情に詳しい人を疑っていたからです！

当時、従業員は地元の方ばかりだったため、袴田さんはよそ者という状況でした。

それぞれ、疑われた原因について詳しく見ていきましょう！

事件直後に左手中指の怪我

袴田巌さんが元プロボクサーだったこと、事件直後の左手中指の怪我から犯人と決めつけていたようです。

味噌工場の従業員だったことに加え、ボクサーで怪我をした袴田さんを犯人に仕立て上げたんですね！

他の従業員の方の証言があったとしても、この捜査ではもみ消されていた可能性も有りえそうです。

血痕が付着した衣類

工場の味噌タンクの中から『血のついた衣類5点』が見つかり、袴田巌さんが逮捕に至る証拠になりました！

味噌タンクの中に証拠があったら、犯人がそのままにしておくでしょうか？

衣類に付着した血痕はＤＮＡ鑑定の結果、袴田巌さんでも被害者のものでもないと判明しています。

袴田巌さんの自白

警察から拷問のような取り調べをされ、袴田巌さんは犯行を自白させられていました！

警察は逮捕後から連日連夜、猛暑の中で取調べを行いトイレにも行かせない状態にして自白に追い込んだようです！

自白調書は45通の中で1通の検察官調書のみを採用、証拠の衣類も袴田巌さんのものと判断して有罪判決を下しています。

9月26日に、袴田巌さんに再審無罪判決が下り冤罪が晴れました！

この事件を冤罪防止のための重要な教訓として、二度と同じ被害者が出ない司法制度を実現してほしいですね！